骨、軟骨、筋、靭帯、神経などの運動器官を構成する組織の疾病・外傷を対象とし、これらの損傷の原因を究明し治療を行います。
具体的には骨折、脱臼、捻挫、傷、打撲などの外傷をはじめとして、肩こり、腰痛、膝の痛み、手足のしびれなどの症状、さらには関節リウマチ、痛風、骨粗鬆症といった疾患に対する治療も行います。
対象年齢もお子様からお年寄りまですべての年齢層が対象となります。
当院では整形外科専門医による診断および治療を行います。
このような症状でお困りの方は、ぜひお越しください
その他、市民健診などでリウマチの疑いがある
診療内容一覧
現在のところ、完全には病気の原因はわかっていませんが、患者さんの免疫系が異常に活動する結果として、関節内に炎症が起こり、関節の腫れ、痛みを引き起こします。 進行すると関節内の軟骨および骨の破壊が起こり、結果として関節の変形を引き起こします。
初期の症状としては1つもしくは少数の関節の痛みや腫れ、手のこわばりなどから発症し、次第に左右の同じ関節や他の関節にも痛みや腫れなどが広がっていきます。
時には、発熱や全身倦怠感などの風邪症状から発症することもあります。
リウマチの診断は、腫れや痛みのある関節の部位や数、血液検査、レントゲンなどを行い、総合的に判断します。
病状が進行すると関節の破壊や変形が進行するため、早期発見、早期治療が大切と言われています。
当院では、リウマチの早期発見に努め、治療が必要と判断すれば早期からの治療を開始いたします。
骨粗鬆症とは、骨の量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。閉経後の女性や高齢男性に多く見られますが、若い方でも、運動不足や栄養不足、ステロイド剤の投与を受けておられた方は骨粗鬆症になることがあります。
日本には約1,000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。
食事、運動、日光浴などで予防することが大事ですが、骨粗鬆症の診断がついた場合は、飲み薬や注射などの治療を検討する必要があります。
診断するための検査として、レントゲン、骨密度測定、採血などがあります。
当院では骨密度測定をDEXA法(dual-energy X-ray absorptiometry法)を用いて行っております。
DEXA法とは微量なX線をあてて正確な骨密度を測定する、日本骨粗鬆症学会のガイドラインにおいても推奨されている優れた検査方法です。
小さなけがで骨折を起こした、ステロイドの薬を長期で飲んでいる、健康診断などで骨粗鬆症の疑いを指摘されたといった患者さんは、一度DEXA法による骨密度検査を受けることをおすすめいたします。